アカハネ通信

アカハネ保険事務所のブログ

このたび弊社は経営合理化の一環として、令和6年9月30日をもちまして長野支店を閉鎖することに相成りました。

これに伴いまして、長野支店の業務は今後上田支店が引き継ぎ、より充実したサービスと、迅速な対応を心掛けて参る所存でございます。

皆様には大変ご迷惑おかけしますが、これを機に社員一同気持ちを新たにし、皆様の信頼にお応えできるよう努力して参る所存でございます。何卒ご理解のうえ、今後もお引き立て賜りますようお願い申し上げます。

本社
〒385-0011
長野県佐久市猿久保847-10
TEL:0267-68-2420
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上田支店
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TEL:0268-75-2421
FAX:0268-75-4806

 社会人野球日本選手権最終予選北信越大会は最終日の22日、佐久総合運動公園野球場で決勝が行われ、信越ク(長野市)は3-9でバイタルネット(新潟)に敗れ、2連覇を逃した。先制を許した直後の3回に4連打で2点を奪い一度は逆転に成功したが投手陣が踏ん張れなかった。

3回、信越ク・大川は勝ち越し適時打を放ちガッツポーズ

▽決勝

バイタルネット001 220 202―9

信  越  ク002 000 010―3

(バ)江村、永島、斉藤―菅井

(信)佐渡、大島、酒井大、宮野―原

🉀浪川(バ)大川(信)

 もう一押しが足りなかった。2個のバント処理ミスから先制を許した直後の3回。信越クは1死から樫山瑠、山田義喜の連打を足場に百目鬼浩太の左翼線二塁打で追いついた。バイタルは早くも継投策に出たが大川陽大は右前適時打。1番からの4連打で逆転に成功しなお一、三塁。さらにリードを広げたかったが中道大波は遊ゴロ併殺で流れは止まった。

 先発を託された左腕・佐渡俊太は8回途中まで投げた準決勝に続く連投となったが粘りの投球。4回に2点失い再逆転を許し、5回は2死を取り右打者を迎えたところでスイッチ。だが、2番手の大島瑠綺が誤算だった。連続四球から7番打者に右中間三塁打を浴び2点を献上。相手はさらに勢いを得てその後も長打を絡めてリードを広げ、逃げ切りを許してしまった。酒井仁汰監督は「5回の2失点が痛かった。僕の起用ミス。うちは5点以上取られてしまうと(苦しい)」と中盤で後手に回った展開を悔やんだ。

 日本選手権で初戦突破した昨シーズン終了後、現役を引退すると指揮を託された27歳の青年監督。企業チームを倒すことに執念を燃やし、1年目はナインに「みんな同じ方向に向く」ことを求めながらチームづくりを進めてきた。6月の都市対抗予選は2次初戦で敗れた。8月のJABA長野大会が1次リーグ全敗に終わると、課題として出た守りを再構築。日本選手権最終予選は決勝まで駒を進めたが、連覇は果たせなかった。

 試合後、北信越地区で唯一の専属応援団に感謝を伝えた主将の百目鬼。「きょうも四球とミスから失点した。そこですね」と克服しきれなかった課題を受け止めた。今シーズンはこの日で終戦。来季の陣容は未定だが、働きながら白球を追う信越クの挑戦は続く。

関甲新学生野球1部の松本大が7日開幕の秋季リーグ戦で3位以内に照準を合わせている。3月の県知事杯争奪プロ・アマトーナメントで2連覇を飾ったものの上位進出を期した春季リーグは4勝5敗で昨秋に続く5位。悔しさを胸にひと夏を過ごした4年生たちを中心に初の関東地区大学選手権進出を目指している。

松崎主将ら4年を軸にした布陣で臨む松本大

松本大は初めて4年生中心の布陣で秋季リーグに臨む。これまでは4年春を最後に退く部員の方が多数を占めていたが、今季は9人が残り引退は4人だけ。スタッフからの声掛けもあり、多くの最上級生が秋に向かった。入学した21年春から1部で戦ってきた世代。成績も7位から徐々に伸び、昨春は過去最高の3位となった。上武大、白鷗大の2強の背中を視野に捉える位置まできたが、終わってみれば2季連続の5位。3月の県知事杯で2連覇を飾り、手応えもあっただけに、松崎友紀主将は「勝てていたところに負けた」と開幕週の2連敗が響いての春の陣を振り返った。主力は下級生の方が多かったが、同期の多くが悔しさを共有。「出てない選手も残ってくれた。いい反発で、秋も頑張ろう、となった。4年の団結力は強い」と明かす。

その上で目指してきたのは「守備で流れをつくる。1球1球話し合って細かいところまで質を求めてきた」。テーマに「バカになろう」を掲げ、愚直に白球を追いかけてきた。

目標は「3位以内」だ。例年は上位2校が関東地区大学選手権に進出し明治神宮大会出場切符を争うが、幸運にも今回は記念大会で増枠となり3位までが次のラウンドに進むことができる。開幕週は7日が平成国際大、8日が山梨学院大(いずれも対戦校のグラウンド)との顔合わせ。松崎主将は「初戦が一番大事。勝ち切りたいです」と、今春の初戦で敗れている平成国際大戦を倒して勢いに乗るつもり。初めて関東地区大学選手権に足跡を残すための進撃が始まる。