アカハネ通信

アカハネ保険事務所のブログ

都市対抗2次予選⚾信越ク逆転発進

2025年6月26日 | お知らせ, スポ信EX

 第96回都市対抗野球第2次予選北信越大会第1日の26日、長野オリンピックスタジアムで1回戦2試合が行われ、県第1代表の信越ク(長野市)は7-3で新潟コンマーシャル(新潟市)に逆転勝ちし、28日の準決勝へ駒を進めた。

 

力投する信越ク・宮野

 ▽1回戦

新潟コンマーシャル

 000 300 000―3

 000 420 01X―7

信越ク

(新)五十嵐樹、五十嵐翔、芦田、渡辺―宮村

(信)宮野、大沢―斎藤

🉀樫山(信)

 

 2次予選で力を出すのは難しい。信越クは本来の主力にコンディション不良者がいて加入1、2年目の選手が7人も並ぶ布陣で臨んだが、守りでほころびが出て、苦しい初戦突破となった。

 0―0で迎えた4回表の守備は、不慣れな三塁で起用された新人・藤本が2適時失策、先発投手・宮野の犠打野選も絡んで3点の先行を許した。それでもその裏、2巡目に入った打線は3連続四球から好機を築くと内野失策、暴投などに付け込んで4点をもぎ取って逆転に成功。5回は3番・樫山の右越え2ランでリードを広げ、8回は8番・小池の左犠飛で駄目を押した。

 1次予選決勝は5本塁打などで大量16点を奪って大勝したが、この日は散発4安打と低調。酒井監督は「簡単なゲームはない。(選手は)いい勉強になりました」と振り返り、「宮野はあれだけエラーが出ても(気持ちが)切れなかった。大事な仕事をやってくれた」と7イニング3失点と粘った右腕をたたえた。

 中1日で迎える準決勝は、延長10回の激闘をものにした伏木海陸運送(高岡市)との顔合わせ。地の利を生かして攻守ともたて直し、前回覇者に食らいつきたい。

(スポーツライター・高地浩志)