アカハネ通信

アカハネ保険事務所のブログ

7日開幕都市対抗野球第2次予選北信越大会 

千曲川クの仕事人、12年目の伊志嶺が初の東京D切符獲りに燃える 

第95回都市対抗野球第2次予選北信越大会は7日から富山市民球場(アルペンスタジアム)を主会場に開催される。1枚の東京ドーム切符を目指し、8チームが火花を散らす3日間のトーナメント。県第2代表・千曲川クラブ(小諸市)のベテラン、伊志嶺大地外野手(34)はポイントゲッターとして貢献を期している。 

 

5月18日、都市対抗野球第1次予選県大会準決勝「FedEx-千曲川ク」5回、2点三塁打を放った千曲川ク・伊志嶺は白煙の中でガッツポーズ

社会人で白球を追う男たちが最高峰の舞台に立つための3日間が近づいてきた。伊志嶺は「一生懸命チームのために、出されたところで頑張る。現役の間に都市対抗の本選に出る。そうすれば心置きなく辞められる」と決意を口にする。

故郷・沖縄では「伊志嶺3兄弟」と知られる野球一家の末っ子。現在、長兄・大吾さんは3人の母校である沖縄尚学で野球部副部長、次兄・翔大さんはロッテの2軍コーチを務める。伊志嶺自身も高校3年春のセンバツではエース東浜(現ソフトバンク)を「2番・右翼」で支え、全国制覇を経験している。

輝かしい球歴を持つ南国育ちの男が、信州で暮らして12年目を迎えた。2歳上の翔大さんを追いかけて強豪・東海大に進学し、4年時には沖縄の企業チーム入りの話もあった。だが、「戻ったら駄目になる。違うところで勝負してみたい」と断り、あえて厳しい道を模索。当時の横井監督から紹介されたのが、廃部したTDK千曲川のOBが結成準備中の千曲川クだった。中心メンバー、赤羽代表の国際武道大時代の恩師・岩井監督が東海大監督だった縁に導かれた。同代表の家業の保険代理店で営業マンとなり社会人生活をスタート。初めての土地でもあり当初は「3年」を区切りと考えていたが、1年目で全日本クラブ選手権出場を果たすと「西武ドームで試合ができた。うれしかった」と感激し、仕事との両立を求められるプレーに熱が入った。その後は人生の伴侶を得て、今や小学1年を頭に3児の父。「子どもたちに(プレーする姿を)見せたい、物心つくまでやりたい」と新たなモチベーションも加わった。

チームの成績も伸び、クラブ選手権は8度出場し2度の準優勝、企業チームと戦う都市対抗も北信越大会で3度準優勝し全国舞台を視野に捉えている。ベテランの域に達し、1、2番が多かった役割も変化。先月、北信越切符を懸けたFedExとの県大会準決勝は「6番・左翼」で先発。2点を追加して4-0としなお5回2死一、二塁、追い込まれてから4球ファウルした後の甘くなった9球目を仕留めた。「自分でもびっくりした」という右越え2点三塁打となり、7回コールド勝ちへの流れを加速。健在ぶりをアピールした。

30代に入り、故障が増えてきた。今季は全体練習前に自主的にポール間ダッシュを加え、子どもと遊ぶ際も体づくりを意識している。「スピード、切れは衰えている。シンプルが一番。無駄な動きをなくしてコンタクトするだけ」と打席での意識も変わった。

東京ドームは、全日本大学選手権でプレーしているが、都市対抗は別もの。補強された仲間の応援で足を運んだ際に「あの場所でやってみたい」と独特の熱気に魅了された。「あの緊張感があるから辞められない」。負ければ終わり。一発勝負の社会人野球にどっぷり漬かった34歳。北陸・富山の陣は新潟コンマーシャルとの1回戦から始まる。

◇伊志嶺大地(いしみね・だいち)1990年(平2)5月24日生まれ、沖縄県宮古島市出身の34歳。1㍍70、72㌔。右投げ左打ち。アカハネ保険事務所取締役本部長。佐久市在住。

 

 

スポ信EXについて

 緑がまぶしい季節を迎え、「球縁」の2文字をしみじみと噛みしめています。

「これも時代か」と、紙からデジタルへの流れを痛感しながら今春、スポニチを卒業。テンポ緩めの日々を過ごしてきましたが、関係者へのあいさつも兼ねて先月、都市対抗野球1次予選開催中の長野オリンピックスタジアムを訪れたことが転機となりました。

「スポニチ信州版がなくなって、寂しがっているファンがたくさんいる」

声をかけてくれたのはアカハネ保険事務所の赤羽大社長でした。

佐久(現佐久長聖)高時代は強肩強打の捕手として3年春夏の県準優勝に貢献。社会人ではTDK千曲川で全国舞台に立ち、同チームの休部後は創設に関わった千曲川クラブの都市対抗出場を夢見ながら、軟式野球チームでもプレー。家業の保険代理店に移ると自費で室内練習場を作り、次世代育成イベントに力を注ぐ。前進し続ける情熱の野球人は、私の身の振り方も案じてくれていました。

高校時代からその都度、取材を重ね、付き合いは30年超になります。話はトントンと進み、アカハネ保険事務所のホームページ内で信州のスポーツ情報を発信する新サイト「スポ信EX」立ち上げとなりました。長くご愛顧いただいたスポニチ信州版の延長戦という意味を込めました。

ライターは私だけ、機動力も衰える一方でデジタルの知識も乏しいですが、できる限り現場に赴き、分かりやすく、読むと元気になるニュースを伝えていきたいと思っています。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

              赤羽社長の男気に感謝して、2024年6月

 高地浩志

 

【たかち・ひろし】1960年生まれ、長野市出身。松代高、中大文学部卒。同業他社などを経てスポーツニッポン新聞社に入社し、草創期から長野支局で  アマチュア野球、一般スポーツなどを取材。2024年3月の支局閉鎖に伴い、退職。4月からフリーランスとして信州のスポーツ現場に足を運ぶ。

今期も当社から2名の社員がHLアドバイザー®の認定を受けました。

HLアドバイザー®とは「高いコンサルティング提案力」、「健康応援の実現」、「お客さま本位の業務運営」を兼ね備えた、SOMPOひまわり生命保険 最高品質の生命保険募集人の称号です。 ※詳細はここをクリックしてください。⇒

 

 

 

 

 

 

 

 

▲ SOMPOひまわり生命ホームページより

 

ふたりのHLアドバイザー®と次期のHLアドバイザー®を目指すメンバーが全力で皆さまをサポートいたします。何なりと当社までご相談ください。