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関甲新学生野球1部の松本大が7日開幕の秋季リーグ戦で3位以内に照準を合わせている。3月の県知事杯争奪プロ・アマトーナメントで2連覇を飾ったものの上位進出を期した春季リーグは4勝5敗で昨秋に続く5位。悔しさを胸にひと夏を過ごした4年生たちを中心に初の関東地区大学選手権進出を目指している。

松崎主将ら4年を軸にした布陣で臨む松本大

松本大は初めて4年生中心の布陣で秋季リーグに臨む。これまでは4年春を最後に退く部員の方が多数を占めていたが、今季は9人が残り引退は4人だけ。スタッフからの声掛けもあり、多くの最上級生が秋に向かった。入学した21年春から1部で戦ってきた世代。成績も7位から徐々に伸び、昨春は過去最高の3位となった。上武大、白鷗大の2強の背中を視野に捉える位置まできたが、終わってみれば2季連続の5位。3月の県知事杯で2連覇を飾り、手応えもあっただけに、松崎友紀主将は「勝てていたところに負けた」と開幕週の2連敗が響いての春の陣を振り返った。主力は下級生の方が多かったが、同期の多くが悔しさを共有。「出てない選手も残ってくれた。いい反発で、秋も頑張ろう、となった。4年の団結力は強い」と明かす。

その上で目指してきたのは「守備で流れをつくる。1球1球話し合って細かいところまで質を求めてきた」。テーマに「バカになろう」を掲げ、愚直に白球を追いかけてきた。

目標は「3位以内」だ。例年は上位2校が関東地区大学選手権に進出し明治神宮大会出場切符を争うが、幸運にも今回は記念大会で増枠となり3位までが次のラウンドに進むことができる。開幕週は7日が平成国際大、8日が山梨学院大(いずれも対戦校のグラウンド)との顔合わせ。松崎主将は「初戦が一番大事。勝ち切りたいです」と、今春の初戦で敗れている平成国際大戦を倒して勢いに乗るつもり。初めて関東地区大学選手権に足跡を残すための進撃が始まる。

社会人野球の第48回全日本クラブ選手権は31日、群馬・太田市運動公園野球場ほかで開幕し、1回戦が行われた。5大会連続9度目出場の千曲川ク(北信越・小諸市)は1-7で2大会連続12度目出場のマツゲン箕島(近畿・和歌山)に敗れ、初戦突破はならなかった。

初の全国舞台で力投する村松

▽1回戦

千曲川ク

001 000 000―1

220 200 10X―7

マツゲン箕島

(千)井関、名取、和田、村松―永田皓

(箕)奥田、坂本―藤田幸

🉀中山(箕)

5度の優勝経験を持つ強豪の壁は厚かった。大会前の練習試合で近畿の企業チームと互角に渡り合った実力は本物で、序盤から攻守で圧倒される苦しい展開。それでも途中出場した選手たちが精いっぱいのプレーで対抗した。

7回だ。1―7とされ、なお1死満塁。1点取られればコールド負けのピンチで村松遥翔が4番手で登板した。上田千曲から大産大を経て故郷のクラブチームに加入して2年目の右腕にとってこれが初の全国舞台。「焦ってしまった」と3-1とカウントを悪くし押し出し四球寸前に。だが、そこから「割り切って、勝負。全部真っすぐでいく」と開き直ったことが吉と出て、4番を浅い左飛、5番は右飛で切り抜けた。続く8回は先頭を左前打で出したものの投前バントを素早く処理して二封、さらに遊ゴロ併殺で無失点救援。「来年につながる投球ができた。収穫」。気迫を込めた13球に手ごたえを得た様子で「チームを引っ張っていく投手になりたい。できたらアタマ(先発)で」と意欲を見せた。

7回、セーフティーバントを試みる木下

打線も3回に敵失で1点返したものの、9回2死まで安打がなかった。追い込まれた場面で登場したのは、途中から左翼に入った木下裕揮。BC福井から加入して4年目のスイッチヒッターは「自分で終わりたくなかった。後ろにつないで。(チームは)フライが多かったので、とにかくゴロ。強い打球を打とう。そこだけ意識していた」。7回無死一塁の第1打席では、自身も生きて好機を広げようとセーフティーバントを敢行(記録は投犠打)。常に考えている男は、二遊間にゴロを打つと気迫のヘッドスライディングで「H」ランプを点灯させた。

平林竜也監督は「鍛え直しです。完敗」と真正面から受け止めた。

マツゲン箕島は昨年の2回戦で2安打で敗退した悔しさをバネに出場している。千曲川クの1年後に注目だ。

 

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