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スポ信EX第20回:日大ナイン出陣❕

2024年8月1日 | お知らせ, スポ信EX

第106回全国高校野球選手権長野大会で15年ぶり2度目の優勝を飾った長野日大は1日、大阪市内の宿泊先に向けて出発した。午前11時から長野市内の同校体育館で行われた壮行会で激励を受けたナイン。松橋将之監督は「選手と一緒に甲子園優勝を目指して戦いたい」とあいさつし、玉井洸成主将は「長野とは違う気候になると思いますし、自己管理も大切になってくる。油断しないように気を引き締めてやっていきたい」と語った。

玉井主将は、甲子園用にあつらえたポロシャツの左袖に記された「第106回長野王者」の金文字をアピール

約500人の参加者から力をもらうと、正面玄関前からバスに乗り込んでいざ出陣。だが、乗車時間はわずかで向かった先は長野駅だった。北陸新幹線で敦賀(福井)に向かい、サンダーバードに乗り換えて新大阪で降り、現地のバスで宿舎に入るルートを採用した。物流・運送業界の「2024年問題」が、甲子園出場校にも影響を与えたのだ。ドライバーの時間外労働時間に制限ができたことがネックとなり、これまでの県代表チームの移動の手段だったバス利用は見直さざるを得なくなった。それに伴い野球用具などの荷物は一足先にトラックで輸送した。

バスに乗り込む日大ナイン

鉄路は割高だが、渋滞はなく時間も正確でバスより1時間以上速く快適度も上。選手ファーストの選択だったと言える。繁華街のど真ん中だった15年前とは異なる大阪城に近い県代表指定の宿舎を拠点に、まずは関西独特の蒸し暑さに体を適応させながら、3日は憧れの甲子園で練習、4日は組み合わせ抽選会に臨む。