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スポ信EX第28回:秋季高校⚾長野日大5回コールド発進

2024年9月3日 | お知らせ, スポ信EX

秋季高校野球地区予選は3日、長野県営球場で北信2回戦が行われ、長野日大が11-1の5回コールドで飯山を圧倒し、夏春連続甲子園へ好発進した。

5回、長野日大・清水がコールド勝ちを決める生還

▽北信2回戦

飯  山 000 10-1

長野日大 531 02X-11

(5回コールド)

(飯)山野内、小田切-青木

(長)三沢、宮沢優-林

夏の甲子園出場で県内で最も遅く始動した日大が1時間14分で初戦を飾った。15年ぶりの大舞台でプレーした宮沢律羽と斎藤大斗が「3番・二塁」と「4番・三塁」、ベンチ入りした清水智貴と半藤慶が「1番・遊撃」と「5番・一塁」で先発し、けん引役を務めた。攻撃では鋭いスイングで放った長短11安打、確かな選球眼でもぎ取った6四球に8盗塁を絡める攻撃で大量11点をもぎ取ると、守っては無失策のバックに支えられテンポよく投げ込んだ三沢悠士、宮沢優輝の1年生2桁右腕コンビの継投で1失点に抑えた。

大勝発進。だが、松橋将之監督は「雰囲気は終始悪かった。宮沢、斎藤が引っ張ってくれたが、まだまだ」と採点は辛口だった。学校の内外でチームの注目度はさらに上がっているものの、大会前に重ねた練習試合はわずか4戦。他校に比べて圧倒的に実戦経験が不足しており、「全然固まっていない。公式戦のを一戦でも多くやらしてやりたい」と切望している。

スタッフから新主将に指名された宮沢律は「ミスはあったけれど、勝ったことが大きい」と評価。その上で「先頭に立って引っ張っていかないと。もっと気持ちを入れていかないと」と表情を引き締めた。「猛攻堅守」の伝統は不変だが、新チームは「走れる選手が多い」ことで「スピード」を磨いていく。この日も5回、10-1としなお1死二、三塁、斎藤の遊撃への強いゴロで三塁走者の清水が捕手のタッチをかわして生還(記録は適時内野安打)し、サヨナラコールド勝ちを決めた。

次戦は8日で県大会切符を懸けた長野工との準々決勝。ストロングポイントをさらに磨き、目標に掲げる「センバツ出場」に向けて準備を重ねていく突き進む。