アカハネ通信

アカハネ保険事務所のブログ

疾病予防

2009年7月28日 | 健康

昨日ちょこっと書いた「予防医学」。

具体的には、「一次予防」 「二次予防」 「三次予防」なんていう段階に分けられます。

一次予防 とは ・・・

疾病を未然に防止する段階 です。

健康の保持と増進を行うこと

   ・・・保持と増進するために行うこと

     良好な生活環境、適切な栄養摂取、快適な休息を確保すること etc

     健康教育(保健・衛生指導や生活相談etc)

     特異的予防(予防接種や事故防止対策etc)

二次予防 とは ・・・

早期発見・早期治療の段階 です。

     症状がまだ現れない初期に発見することで、

     治癒、病期進展阻止、合併症や機能障害の防止、

     早死を防ぐことになり、予防対策上の意義は大きいものです。

     健康診断が大きな役割を占めています。

三次予防 とは ・・・

     リハビリの段階です。

     発症した疾病の増悪を防止し、

     機能障害を残さないための対策

           永久的な損傷や後遺症がまだ固定されていない状態にある場合に、

           活動制限を最小にするための対策。早期理学療法etc)

     社会復帰をはかるための対策

           社会生活に再び復帰させるためにできるだけ早期に

           リハビリテーションを開始することも必要です。

最近は、 『0次予防』 何て言われるものまであるんです!!

★疾病の発生を予防する「環境づくり」★

遺伝子情報からどんな病気になりやすい体質なのか・・・

そこから、どんな対策が必要になるのか考えるんです!

スゴイですよね!!

ちなみに、「太る遺伝子」って、あるみたいです(*-*)

「ブレスローの7つの生活習慣」

というものが、予防医学の分野で知られています。

一次予防と呼ばれる 「疾病を未然に防止すること」 において、

とても有用に働くと考えられています。

取り上げられている生活習慣は、

どれも身近であり、昔も今も言われ続けているものです。

実は、この 「ブレスローの7つの生活習慣」 において、

守られている生活習慣の個数により、死亡率との関連性も示されているそうですょ!!

① 適正な体重を保つ

② 7~8時間の睡眠をとる

③ ほとんど毎日朝食を食べる

④ 間食をあまりとらない

⑤ 運動、スポーツをする

⑥ 大量にお酒を摂らない

⑦ 喫煙しない

生活習慣を見直すヒントとして見ていただけるといいなと思います☆

・・・私は、2つしか丸がつきませんでした(*-*)

平均寿命の延びについて

2009年7月24日 | 健康

昨日ご紹介した 「平均余命と平均寿命」 に追加して、

「平均寿命の延び」 を死因別に分析 した結果をご紹介!

ある重大な病気にかかって、でも克服する場合がありますよね。

この重大な病気によって、本来だったら死亡していたかもしれません。

でも克服したので、この方の死亡原因はこの重大な病気ではなくなります。

人はいつか死ぬので、その後、この方は、この病気とは違う病気でお亡くなりになることになります。

死亡時期が繰り越されて、余命が延びることになりますよね。生き延びたって感じです。

こんな考えから、

各死因が平均余命へ与える影響の大きさを測ることができるそうです。

  平均寿命を延ばす方向に働く

      → 悪性新生物(がん)、心疾患(高血圧を除く)、

         脳血管疾患(脳卒中)、不慮の事故     など

  平均寿命を短縮させる方向に働く

      → 老衰、自殺     など

・・・・・

死亡原因の代表格である 三大生活習慣病(がん、心臓病、脳卒中)が

平均寿命を延ばす要因であるってことは、

克服される機会が増えたということでしょう。

一方、老衰や自殺・・・

老衰が克服されたら、画期的ですね。 不死の薬?

自殺が減少される 世界 世の中 であるといいなって思います。