高校野球春季地区予選は1日、長野オリンピックスタジアムほかで北信の代表決定戦(準々決勝)4試合が行われ、長野商、長野俊英、長野日大、篠ノ井のシード4校がすべて勝ち上がり、10日に開幕する県大会(綿半飯田球場ほか南信3会場)に出場する全16校が出そろった。
昨秋から勢力図が変わったのは他の3地区。東信は、小諸商と上田西のシード2校が危なげなく勝ち上がり、佐久平総合技術は佐久長聖を延長戦の末に倒す金星で統合後初出場を決め、やはり昨秋の県大会を逃した上田東も進出。南信は、昨秋の県大会に進めなかった伊那北と赤穂、復活代表だった諏訪清陵が切符をつかみ、シード校は東海大諏訪だけが駒を進めた。中信は私立が切符を独占し、松本第一、日本ウェルネス長野、松本国際のシード3校、昨秋は復活代表だった東京都市大塩尻がシード校の松商学園を突破して出場権を得た。
地区予選は残り2日間で順調に日程が進むと4日に終了し、各地区の1~4位が決定。6日に県大会の組み合わせが決まる。
(スポーツライター・高地浩志)