プロ野球・西武ライオンズの新入団選手発表会が1日、埼玉県所沢市内の商業施設で行われ、7位指名の古賀輝希内野手(千曲川ク)は背番号59の初々しいユニホーム姿を地元ファンに披露した。
若獅子軍団の未来を担うルーキーは14人(育成7人を含む)。指名順にひな壇に登場し、セールスポイントをアナウンスされてから西口文也新監督と握手を交わした。古賀の紹介は初めて九州を離れ仕事と両立させながらプロ入りの夢をかなえた信州での取り組みを高く評価したもので、「広角に打てる打撃を武器に将来は主軸としての活躍を期待。千曲川のように雄大で力強い選手になる」とスケール感があった。続いて、全員が目標を書いたサイン色紙を披露。古賀は「開幕一軍。1年目から活躍できるように頑張り、チームから必要とされる選手になりたい」と言い切った。西武のイメージについて「ファンの方がとても温かい」と印象を語り、先のプレミア12侍ジャパンの古賀悠斗捕手が在籍していることから愛称は「コガテル」を要望した。
4年間背負った大曲錬投手から受け継いだ背番号59をまとい、果たすべきは常勝軍団復活。新潟県に入ると信濃川に名前を変える日本一の長河「千曲川」で才能を開花させた大砲らしい仕事ぶりに期待が集まる。