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千曲川ク⚾初戦突破ならず

2025年9月13日 | お知らせ

 第49回全日本クラブ野球選手権は13日、愛媛県松山市の坊ちゃんスタジアムほかで1回戦が行われ、6大会連続出場の千曲川ク(北信越・小諸市)は1-4と全足利ク(関東・栃木)に敗れた。

 ▽1回戦

全足利ク

  011 101 000-4

  000 000 010-1

千曲川ク

【足】斎藤、山本、岩崎-立石

【千】和田、三石、本多、井崎、井関-永田皓

 

 2回から小刻みに失点を重ねて後手に回ると、ほぼ毎回あった好機を生かせず押し切られた。守っては経験を積ませるべく送り出した期待の若手右腕コンビ、先発の2年目・和田、2番手の新人・三石がともに3㌄を投げて2失点ずつ。「つなぎ」重視にシフトした打線は先頭打者が5度出塁し相手を上回る11安打を放ったものの、代打・木下の犠飛で得た8回の1点のみ。出場は3大会ぶりながら40度目出場で11度もの優勝を誇るクラブの雄に屈し、昨年に続いて初戦敗退。平林監督は「あと一本ですね。その差です。力負けです」と悔しがった。

 10度目の大舞台は初日で終了。だが、今季の真剣勝負はまだ終わらない。27、28日には北信越クラブカップ県予選(佐久)、突破すれば10月下旬に同本大会(富山)が待ち受ける。北信越王座に就けば、来季のクラブ選手権1次予選が免除されるだけに、しっかり勝ち切ることが求められる。「緩めずに行こうぜ」。平林監督はミーティングで苦杯を喫したナインに呼びかけた。雪辱を期す節目の50回目のクラブ選手権へ、落ち込んでいる暇はない。

(スポーツライター・高地浩志)